開催終了

Bricolage

日程:2022.08.31-2022.10.17
時間:11:00-19:00
休館日:火曜日
入場料:無料

【個展】大野修 (Shu Ono)
Instagram: @shu.ohno

■1st Phase ; 8/31 (水)- 9/19(金)
■2nd Phase; 9/21(水) – 10/17(月)

■大野修(Shu Ohno)
福岡県生まれ、福岡在住。九州産業大学彫刻科卒業。東京藝術大学大学院彫刻科修了。その後、2012-2015までニューヨークに在住し、ブリコラージュという手法を用いて複合美と無常観を表現する。その時々で自身を取り巻く素材に着目し、扱う素材を変えるが、作風には固執した一貫性が窺える。現在は、実家のコンクリート製品工場の敷地内で製作をしている。

【ブリコラージュ(Bricolage)】とは、「寄せ集めで自分で作る」「ものを自分で修繕する」こと。「器用仕事」とも訳される。元来はフランス語で、「繕う」「ごまかす」を意味する”bricoler”に由来する。ブリコラージュは、理論や設計図に基づいて物を作る「設計」とは対照的なもので、その場で手に入るものを寄せ集め、それらを部品として何が作れるか試行錯誤しながら、最終的に新しいものを作ることである。

【1st Phase】
本展示の1st phaseでは、2014年から制作を始めたdoodleシリーズを中心に展示いたします。作者大野修は、ニューヨーク在住中、素材集めがきっかけで不用品を収集し、それらを分解し、再構築して作品に落とし込むブリコラージュスタイルで製作していました。また同時期に、細い墨の線で機械的な描画の寄せ集めを流動的なシルエットで描くドローイングも製作し始めます。
Doodleとは落書きという意味で、無意識にメモ帳などに描いてしまう類の落書きを意味します。本展示の立体作品は、土台となる構造体に収集した不用品の部品や自ら製作した造形物などで肉付けしいきます。脈絡のない混沌とした表層は統一された色に塗られることで、整然たる個体へと変化していきます。

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